ご挨拶
2002年に東京慈恵会医科大学を卒業して以来、総合診療というフィールドで慈恵第三病院の院内外問わず医療を実践してまいりました。診療のみならず地域みなさんとのつながりの中で仕事ができることの大切さを実感し、2020年に総合診療を主軸とした地域密着型のクリニックを開業いたしました。コロナウイルスに皆様同様翻弄され続けておりますが、早いもので2022年7 月、2周年を迎えることができました。今後も皆様の地域のかかりつけ医として、医学の領域にこだわらず、地域にこだわった医療を展開できるよう努力を続けて参ります。
クリニックのシンボルは野川のカワセミ(翡翠)にしています。長年慈恵医大第三病院で勤務するなかで自転車や徒歩で通勤する際に野川のカワセミを見るとその日一日、前向きな気持ちで仕事をすることができました。当クリニックも受診していただいた方が少しでも気持ちが軽くなる、病気が快復するのに役に立つクリニックを目指します。
クリニックの基本コンセプト
① 若者から年長者の方まで幅広く診療します。 総合診療的視野で診療を展開します。
TVなどでも一時期放映されていたような、ご自身では判断がつかない、どこの病院に行けばよいのだろう?と言った症状の相談窓口として機能できるように研鑽します。
② いわゆる地域のかかりつけ医としての機能を持ちます。
病気が起こり始める壮年期からだけでなく、若くてもご自身の健康不安を持つ方やお子様含めたご家族全体の健康管理を行えるよう実践します。
③ 予防、生活習慣病についても積極的に関わります。
自治体で行っている健診事業を行うことで、生活習慣に起因する病気の早期発見、対応します。また、予防接種で予防できるものについては積極的に行います。
④ 診療の中で通院困難な状況となった場合には訪問診療も行います。
外来診療を主軸とした診療を行いますが、通院困難な状況になってしまった場合には訪問診療を実施することで継ぎ目のない医療を展開します。その際には地域の医療、介護の方々へのつながりは必須となります。これまでの活動の中で得られたつながりも武器として、皆様へ還元できるよう努めます。
⑤ 上のコンセプトを実践するために成長します。
上に挙げたコンセプトを実施、継続できるよう日々精進します。とは言え、一人だけでは成り立たないと考えています。一緒に働いてくれるスタッフにもコンセプトを理解し、実践してもらえるよう協働すること、受診していただける皆さまにも我々に教育いただき、この地域での生活に役立つ施設となれるよう頑張ってまいります。
院長 山田 高広
略歴
2002年 | 東京慈恵会医科大学卒業 |
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2005年 | 国立病院機構相模原病院リウマチ科 |
2006年 | 東京慈恵会医科大学第三病院総合診療部 |
2020年 | やまだ総合内科クリニック開業 |
所属学会・資格
- 内科学会:総合内科専門医 指導医
- 日本プライマリ・ケア連合学会:プライマリケア認定医 指導医
- 日本化学療法学会:抗菌化学療法専門医
- 認知症サポート医
- 患者の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会(E-FIELD)指導者
- 日本臨床栄養代謝学会
- 日本感染症学会
- 日本臨床倫理学会